スタートライン

未来 それは 瞬間単位で訪れる 瞬きする間に過ぎ去らないよう 未来が現在に変わる軌跡を見つめていこう

自作のコードとか押さえられないって

今更ACIDMANのコピーをすることになりました。

ギター全然弾いてないので下手くそです。

そもそも下手くそです。

アコギしか無いし。

でもきっと楽しい。

とりあえず今はそれで良い。

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アンサーソング

acidmanの歌詞について考えるのは有意義な時間活用です。

友人がacidmanのtowardという曲を元に作品を書き上げました。

解釈する人はよく見かけますが、歌詞だけでなく演奏やボーカルを聴いて曲の世界観から創り上げたことが斬新でした。

これを受けて曲を聴いていたんですがやっぱりACIDMANすげぇなぁとなりました(笑)。

友人にtowardが入っているアルバムを薦めた時に俺はあんまり良さが分からないから見つけて欲しいと言いました。

こういう形で返ってくるとは驚きです。

素敵だったので載せちゃいます。


その昔 恐竜は絶滅したわ
アンモナイトや三葉虫も 化石になったわ
長い長い時間の果 重なって地層ができ 削られたり ひとつの島が幾つもに分かれたりしたわ

宇宙を作ったのは誰?
地球を作ったのは誰?
地球に水を作ったのは誰?
進化の果に私たちは言葉を持ち二本足で歩く人間になったわ
人間を作ったのは 誰?
智慧を持った事は 罪だったのかしら
進化し続けた事は 罪なのかしら

そんな人間だって 自然の前では無力だわ

私たちの命には当然限りがあるわ
それと同じ様に 地球にも宇宙にも 寿命は当然あるわ

時々私たちは
「このまま時間が止まってしまえばいいのに」だとか
自己中心的な気持ちを持つわ
だけど時間は流れて こうして今がある

怪我をしたら応急処置を
果てようとするものに 延命措置を

人間を作ったのは誰?
全て人間の仕業なのかしら
地球は自身に人間が誕生した事を 嘆いているかしら
過ちに気づき 少しずつ一人一人がしている努力は
遅すぎるのかしら

全てに寿命があるわ
人間には人間に出来る最善の事をするのに遅すぎるという事はきっとないわ
そう思いたいの

地球は悲鳴を上げているけれど
私たち人間も 智慧や言葉を持ったばかりに 悲しみや苦しみを与えられ
涙を流し悲鳴をあげているわ

地球を滅ぼすのは人間なのかしら
地球は人間を望んで誕生させたのではないかしら
人間なんて 生み出したくなかったかしら
どちらが先に滅びるかなんて わからないけれど

出来うる限り寿命を全う出来たならばそれはきっと素晴らしい事ではないかしら
地球も宇宙も永遠ではないからきっと美しいわ
地球が滅びたらどこかの星に移住するのかしら

それとも進化の果に 人間は地球を放射能で殺すのかしら

嗚呼 来たる未来 無くして
イルカの涙が海に溶け出して
溢れてしまう前に 思い出せるように
朝を繋いで

嗚呼 来たる未来 崩れて
フクロウはこの夜のドアが閉じるまで
啼いていた 繋いでいた
まだ間に合うと
今 その意味を

嗚呼 来たる未来 探して
ルルドの泉はいつまでも溢れて

嗚呼 言葉にならない
それでも願いを それでも意味を

来たる未来 無くしても
太陽は又朝を告げに
いまでも全てを受け入れて
全てを繋いで
正しい光を繋いでいたんだ
正しい光を
繋いでた
繋いでた
We are living toward the true days

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チャットモンチーはガールズロックから抜け出せない

チャットモンチーの動画を見ていたら、三人だけでの音作りにこだわっているって言っていて昔のACIDMANみたいだなぁおい、と思ってACIDMANの動画を見ました。

去年の武道館のやつなんですけどやっぱり別格だ。

スリーピースはだいたいギターボーカルだと思うんすけど、ボーカルのギターレベルが非常に重要ですよね。

どんなに上手くても歌いながら弾けなきゃ話にならないと。

CDでもACIDMANのギターこれ歌いながら弾いてんのかよ…って思う時あるんですが映像で見るとより凄さが分かりますねー

眠いのでおしまい
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Mステ

久しぶりにMステ見ました。
多分、前回ACIDMANが出演した時以来だと思います。
放送事故でACIDMANのビデオ流れないとか有り得ないです。
でもそれが逆に良かったり…?
演奏間違えなくて良かったです。
むしろ弾いてない…?
モノラルで聴いていたんですがビデオに録ったやつをステレオで聞いたら音が悪く聞こえました。
式日を熱く語っていましたね。
大木氏が言うとクサイことも格好良く聞こえます。
ついに仏教好きを明言しちゃいましたね。
フリーチベットって言ったら神だと思いましたね。
無難に終わって良かったです。

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♪6thアルバム「LIFE」発売♪

えーと感想を書こうと思ったんですが上手く書けません。
買った方が良いです。
マジで。
俺の中で捨て曲が無い3枚目のアルバムになりそうです。
死ぬほど良い!って曲は1曲も無いですが粒揃いって感じです。
コンセプトは【生命】らしいですけど曲順というか流れが素晴らしいです。
ロック、ポップ、ジャズ、ロックって感じです。
声が優しく柔らかくなっています。
歌詞が非常に分かりやすくなっています。
ギターが目立ちます。

あと映像に興味がある方はこちらをどうぞ

NEW VIDEO CLIP集DVD
『scene of "LIFE"』
2008年5月21日 発売
TOBF-5579 ¥3,200(tax in)

Vo&G大木伸夫初監督作品、Candle JUNE氏とのコラボレーション、さらにはプラネタリウムクリエーター大平貴之氏の星空演出も盛り込まれた18分に及ぶ壮大なストーリー「THE LIGHT〜赤色群像・ベガの呼応・EVERGREEN〜」をはじめとして、「REMIND」、「UNFOLD」、「式日」というシングル3部作の各CLIP、アルバム収録曲「FREE STAR」のCLIP、さらにはドキュメント的映像も収録されたACIDMAN2007年から2008年にかけての軌跡。

俺が良いと言い続けたインスト曲はDVDにしか入っていません。
うう…買いたいよう。

ちなみに「LIFE」は流れで曲が活きているのでアルバム内での個人的順位をつけにくいです。
なので単純に好きな曲の個人的ランキングを書きます。

書こうと思ったんですが4位以降がどうしても決まらなくなったのでやめます。

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風、冴ゆる

少し間が空きましたが第6弾part3は『風、冴ゆる』です。
この曲はアルバムに入っていないので知らない人も多いのですが非常に人気の高い曲です。
前回も言いましたがシングルが出た時はこの曲ばかり聴いていました。
当時の俺のACIDMANベスト5の中に入っていたと思います。

この曲は完全に【動】の曲なんですがマイナーな感じはあまりしません。
Bメロで転調してから勢いで最後まで突っ走る感じです。
あ、2番のAメロで少し静かになりますがホントに少しです。
最初から全楽器激しく、ギターはコード弾き、ベースは高速ルート弾き、ドラムはドコドコシャンシャンいっています。
AメロやBメロにはACIDMANらしさもちゃんと出ています。
ボーカルはサビがシャウト気味です。

歌詞はカッコイイですね。
哲学的なんですがちょっと聞き取りにくくて歌詞を見ないと何を言ってるのか分からないと思います。
何となくですがね、転生の過程を言っているような気がします。

(残念ながら『風、冴ゆる』のPVは無いようです。)

風花まばらに 空白を満たす程
固定した風景 期待していたんだろう?

流れとして 受け入れた今日は
天霧らふ方へ 天霧らふ方へ
嘆いたならば 賭けた方向へ

風、冴ゆる 風、冴ゆる日に 問え!
懸かる世の意を

ひらひら 宙の舞 君はまた遊離して
正しい原子に 気付いていたんだろう?
ゆらゆら 弾ける 色彩に出会う また
少しずつ変わっていくキーワード 響く方向へ

流れとして 受け入れた今日は
天霧らふ方へ 天霧らふ方へ
嘆いたならば 賭けた方向へ

風、冴ゆる 風、冴ゆる日に 問え!
懸かる世の意を
気が付けば 輝きの空 声
掲ぐ世に浮上!

風、冴ゆる / ACIDMAN

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ACIDMAN情報

<追記です>
ACIDMANが4月18日のミュージックステーションに出演することになりました。
これを受けてファンの間ではまた賛否が論議されています。
前回出演した時は低音質だったのでこれなら出ない方が良いという意見も多く見られました。
特別新しいファン層を得たとも思えません。
人気が出るとチケットを取りにくいとかミーハーファンがつくとライブの雰囲気が変わってしまうなどの意見があるようですがそれは単なる個人の愚痴じゃないかと思ってしまいました。
そもそもミュージックステーションが及ぼす影響はプラスにしてもマイナスにしても微々たるものだと思います。
ACIDMANの音楽に対するストイックさは変わらないのでファン層も変わらないでしょう。

まぁそんなのはどうでも良いんですが俺は楽しみです。
音質は落ちるに決まっているので普段お目にかかれないビジュアルやトークを楽しみます。
だけど何を演奏するか分からないんですよね…インストやってくれたら最高に嬉しいんですが。

ちなみにオフィシャルホームページの掲示板にこっそり書き込んできたのは内緒です。
俺は本当にACIDMANが好きなようですね…。


こんばんは、みらいです。
ACIDMANのシングルを振り返ろうのコーナーにPVをつけることにしました。
過去の記事にも全部つけたので良かったら見て下さい。

今日は着うたでACIDMANの曲を先取りして聴いてみたり動画サイトでPVを見たりしました。
『式日』然りどうやらACIDMANはポップになったみたいです。
歌を聴いた中ではACIDMANからは考えられないとてつもないポップチューンですが『WALK』という曲が一番好みでした。

PVが一つあったので挙げておきます。
FREE STAR

あとニコニコ動画に『ストロマトライト』という曲と『THE LIGHT(赤色群像編)』のPVがアップされています。
消される前に試聴してみて下さい。

しかしなんと言っても最初のinstの『the beginning』が好みすぎました。
コーネリアスとアルバムリーフを足した様な感じです。
もうそれだけで俺はアルバムを買う価値はあると思います。
ラストの曲がinstなのも初めてなんですが今作は期待大です。

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彩-SAI-

第6弾part2は『彩-SAI-』です。
これは音楽と映像の融合作品の序章の曲です。
これを映像的概念から語るには俺には無理なので実際にPVを見るか下のインタビューを見て下さい。

この曲はACIDMANがポストロックへと踏み込んだ最初の曲だと思っています。
最初はゆっくり入るんですが途中からテンポアップして一気に曲に吸い込まれます。
この曲から俺はACIDMANのインストが好きになったと思います。
俺はギターが跳ねるという表現を使いますが、空間的というか3次元的広がりを感じます。
それを支える安定したベースとドラムがまた良い。
普通にクラブミュージックでも通用しそうです。

そしてPVの概念を越えた映像作品もあります。
音楽と映像のコラボを見て下さい。
PV 『彩-SAI- instrumental version』
(画質が悪いのが非常に残念ですが)

更にこのPVに影響され『彩-SAI-(後編)』という歌ありの曲を作っています。
そのためこの曲はアルバムでは『彩-SAI-(前編)』として収録されています。

また「音楽に求める感動は映画に求める感動に似ている。お客さんが映画館に来るような感覚でライブハウスに来れるイベントは出来ないだろうか」という発想から生まれたライブとショートフィルムのコラボレート"Cinema"(ACIDMAN主催のイベント)を開催しています。


そして輪廻転生をコンセプトに作られた約14分にも及ぶ大作「彩-SAI-(前編)/廻る、巡る、その核へ」は、映像クリエイターである西郡勲氏がビデオ・クリップを手掛け、第8回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を獲得しました。
詳しくはこちら → 2004年 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞

これが俺が思う最高のPVです。
ACIDMANに興味が無くてもこれは最後まで見れると思います。
まさしく音が映像を、映像が音を高めている芸術作品です。
PV 『廻る、巡る、その核へ』
(『cps』という『廻る、巡る、その核へ』のイントロみたいなインスト曲が抜けているのが少し残念です。cpsとは「cycle per second」の略で周期の単位のことです。)
歌詞も比較的分かりやすいので歌詞を見ながら聴く(見る)と良いと思います。

ちなみに俺はこれをZepp Tokyoの巨大スクリーンで生で観ました。
and worldツアーのファイナルのアンコールで特別にやってくれました。
会場全体がただ食い入るようにしか見ていられなかったと思います。
これが映像とライブの融合の真骨頂かと感動しっぱなしでした。

そんなこんなでこれらの曲が収録されていて、素粒子論と輪廻転生が歌詞などにも強く出ている3rdアルバム「equal」を最高傑作と称する人が多いです。
興味があったら聴いてみて下さい。
俺はそれでも一番良いのは「and world」と言いますが。


以下、大木氏と西郡氏のインタビューです。

Excite:今回は、いつものインタビューと趣向を変えさせていただきまして、大木伸夫さん(G.Vo)とACIDMANのプロモーションビデオを手掛けている西郡 勲さんにお話をお伺いさせていただくわけですが、まずACIDMANと西郡さんとのコラボレーションPV作品「彩-SAI-(前編)/廻る、巡る、その核へ」が平成16年度文化庁メディア芸術祭の優秀賞を受賞されたということで、受賞した感想を聞かせていただけますか?

大木:そうですね、あの作品はやっぱり企画の段階からものすごかったし、最初の1、2分観るだけですごかったから。賞を狙っていたわけとかじゃないけど、何かしら評価されないとおかしい作品だなと思ってました。俺らの作品というよりも、西郡さんの世界が完璧に出てるから。

西郡:僕もホント好きに作らせてもらったっていうのがあったんですけど、何より曲を初めて聴いたときの衝撃っていうのを全部作り終えるまでテンションを保ったんですよね。11分という楽曲を初めて聴いたとき「あ、これスゲエ!」って思って、じゃあ、これをどういう風に作品にぶつけようかなっていうのを。「やってやろう!!」っていうテンションを最後まで貫いた。だからああいう風に力強くできたのかなって思いますね。

Excite:完成したPVを最初に観た感想は?

大木:できあがる前から「すげぇすげぇ」って。できあがりも圧倒されちゃってすごかったっすよ。 もともとは3分のインスト用に作ってもらう予定だったんすよ。だけど、俺はどうしてもインストだけでなく、「廻る、巡る、その核へ」のPVも作ってもらいたかったから、まず「廻る、巡る、その核へ」のレコーディング中にスタジオに来てもらったんですよ。録りたての曲を聴いてもらって、西郡さんがやりたいって思ってくれたら俺の勝ちだと思って。結果、一気に感動してくれたんで「よっしゃあ!」って。

西郡:ホント衝撃だったんですよね。今、大木君の話しを聞いたら、思う壺だったんだなって思ったけど(笑)。そのときのACIDMANのやりたいことが全てその曲に詰まってたんですよね。

大木:西郡さんがそのインスト曲の絵コンテを書いてて、その絵コンテがそのインストよりもこっちの「廻る、巡る、その核へ」といろんなことがリンクしてて・・・たまたまなんだけど。「これはこっちだな」って思って。

西郡:僕は監督という立場だったんですけど、うちの会社のプロデューサーからちょっとこっち来いみたいになって、「お前11分どうするんだ?いろいろやることあるのに11分のアニメーションをつくるのはちょっと危ないんじゃないか??」って速攻言われたんだけど… でもやりたいんだよなぁって、これなんかなるってピン!と思ったんですよね。この「廻る、巡る、その核へ」って曲に、やりたいって思ってることがもし全部できたらすごいことになるって思ったんです。だから、どうしてもやらしてくれってプロデューサーに直訴してやったんですよ。

Excite:プロデューサーを口説いてまで取り掛かった作品制作はどれくらいかかったんですか?

西郡:3カ月ですね。もうヘロヘロでした。

大木:最後の方はほとんど(家に)帰ってなかったっすよね。

西郡:ほとんど帰ってなかったですね。それぐらい熱中したっていうことですよ。
引き込まれる何かがあったんですよね。曲自体が11分というのは、実は最初、「すげぇ長い」って思ってたんだけど、聴いているうちにあっという間に感じてたんですよね。そのくらい引き込まれちゃう曲だったし、どこか異世界にもっていかれちゃう感じがあったから。

Excite:そういった感覚はリスナーもきっと感じているハズですよ。「彩-SAI-(前編)/廻る、巡る、その核へ」というPV作品が二人に与えた衝撃というのは大きかったですよね。

大木:相当でかいですね。ライブの最後にも映像を流しながらやったりもしてるし、言葉にしたらシンプルなストーリーなんですけど、映像の力強さと普遍的な当たり前の流れから、相当のエネルギーを出してるから。そこにあるものはゆるぎようがないっちゅうか、どう観られても、誰が観てもメッセージがぶれないというか。そこの強さをすごく感じるから。未だに観ても衝撃を受けるし、何度観てもすげぇなって。映像の世界のこととかは詳しく分からないけど、自分たちが音楽で鳴らしてる世界が、ものすごくエネルギーの加わった作品だなと思って感動しますね。

西郡:いやぁ〜嬉しいですね。でもね、そんなことは言われつつ…すごい褒め合いみたいになっちゃいますけど、僕はもともとACIDMANが好きだったんすよ。ACIDMANの曲というか音のセンスとか。ACIDMANの映像を作る上で、自分が好きな音でもあるからイメージしやすかったっていうのもあって、「ポン!」とアイデアが出てきて助かったこともあったんです…出ないときは出ないんすけど(笑)。でもこうして、ACIDMANと僕との作品がいろんな人から評価されて嬉しいですし、やってよかったなって思いますよ。

Excite:そもそもどういういきさつから出会われたんですか?

大木:一緒に仕事をしたのは「彩-SAI-(inst. ver.)」という曲があって、あの曲で誰か新しいPV監督さんいないかなって探してて、レコード会社の方にいろいろ紹介してもらってたんです。四人くらいの監督さんに作品の案を出してもらったんですよ。そこで、西郡さんのが一番ピッタシだったというか。そのときの案が3Dの版画で、花火が打ち上がって魚が跳ねるっていう。うわ、これだな「彩-SAI-(inst. ver.)」はまさにこれだなって。で、すぐにお願いしてって形で出会いましたね。

Excite:お互いどのような印象を持っていますか?

大木:作品と普通のときの差が激しすぎるっていうか。俺が西郡さんのことを知らないであの作品を観たら、ものすごく怖いというか寡黙な人だなってきっと思うんですけど、やっぱすごい明るいですよね。明るいっていうか面白い人。エンタテイメント性に富んでるという。俺はやるときはちゃんとやるっていう感じの人が好きなんで、まさにそういうタイプ。

西郡:僕も褒めた方がいいですか?(笑)。なんだろな、すごく分かりやすいかな。僕は映像を作ってるけど、大木くんは音楽作ってて。でも作り出すっていうことは一緒だから。話を聴いてると、なんかものを作ってる人だなって思いますね。たしか、「イコール」のときかな。PV作ったときに、「キラキラしたい、キラキラしたい」って、ずっと言われてて。最初はキラキラしたいって言ってることが理解できなかった。実際、撮影やってみて、出来上がったものを観たら、「あ、キラキラしたいってこれか!」と思ってやっと意味が分かった。ちゃんとモノを作ってて、モノをイメージできてる。するどい人ですね。 

大木:そのへんは伝え下手っていうか、雰囲気で伝えてなんとかそれで解ってもらいたいっていう。こういう風な感じなんですよって。それをちゃんと感じ取ってくれるんすよね、西郡さんは。

西郡:ありがとう。実は僕はね、昔からインストものが好きだったんですよ。ダンスミュージックとか、普通のアンビエントとか聴いてたし。そういうの聴いてるときと感覚が一緒なんすよね、ACIDMANの曲って。聴いてて「ドン!」とくる心地良い場所が音にあったりするんですよ。多分、3人とも映像とか頭にぼんやり色とかがあったりして作ってるはず。僕は作ってるときはよく知らないんですけど、そうやって作ってると思うんですよ。僕が初めて曲もらって聴くと、なんらかの色が見えてくるんですよ。それがちゃんと曲に反映されているんすよ。映像を作る側にとってはイメージの湧きやすい曲を作ってるなって思うし。音楽だけじゃなくて、ちゃんとしたビジョンというかイメージがいつもあるバンドだなって。

大木:嬉しいですね〜。インストは特にそういう感じなんすよね。作ってるときに一つの世界があって。で、急にそれがクルっと反転するようなものにしたくなったときに、いかにその世界を変えるか。色を一気に違うものにするかっていうのをよく考えてやるんで。

Excite:曲の中で世界を急に変換させるという点はACIDMANの得意ワザですもんね。

大木:相当煮詰めますけどね。「こんなとここだわらなくていいのに・・・」っていうのに何日もかけてやるから。だから、すごい曲作りは疲れるんだけど、ホント発明に近いというか、答えはどこにもない。ルールはないし、今まで聞いてきた音楽の中にもないし、答えがないから自分自身で変えるしかないんですよね。

Excite:それでは次に、相手に対して気になっていることを質問していただけますか?

大木:先になんか聞いてくださいよ(笑)。

西郡:あっ、はい。前も話したんだけど、映像を作るというのは音楽があって、その音楽に合うイメージはこれだってひとつ見つけ出す。でも、そのもともとの音楽を作るのがホント大変そうだなって。僕はまだ映画とかやってないから、ストーリーとかそういうのを脚本したことないしね。いつもデモ盤が僕のところに来て思うのが、このデモを作るのに何日かかってるのかなって。

大木:メチャクチャかかりますね。ただね、簡単なときはすげぇ簡単なんすよ。多分、西郡さんみたいな人はすぐできると思いますよ。俺は西郡さんの作品観てて思うのは、俺らの曲に合わせてくれたというより、その世界が西郡さんの中にあったという感じ。西郡さんの世界が俺らの曲と偶然合ったというような感覚がいつもあって。合わせてもらってるんだけど。だから映像と音楽は難しいですね。

西郡:なるほど…(笑)。僕はいつも気をつけてることがあって、音楽に映像を付けるんだったら、音楽が聴こえないとどうしようもない。映像が主体になってしまって、音楽が聴こえてこないものって世の中にいっぱいあると思うんですよ。でも作る上で、映画でもなんでもそうなんだと思うんですけど、音楽ってすごい作用するんですよね。たとえば、そのイメージに無音と無音じゃないものってぜんぜん印象が違うんですね。僕が今やってることはACIDMANとのコラボレーションなんで、音が聴こえてこなきゃしょうがない。むしろ、音が聴こえてこなかったら失敗だと思ってますから。そこはいつも気をつけてますね。確実に映像と音が同時進行する、というのをずっと心掛けてやってますね。

大木:なるほどね〜。それにちょっと絡めて、西郡さんの100%の作品を作るとしたら、それは形としては映画が一番ベストか、それとも映像作品か。なにもかも自分でやるとしたら次は何がやりたいですか?

西郡:僕はわりとこだわらない人だったりするからなぁ。生きている間に「映画作りてえなぁ」って思ったときに映画を作れるような立場にいたらいいなといつも思ってて。何かの出来事があったりして考えってちょっとずつ変わってくから。

大木:なんか分かるわ。そんな感じの人だ。

西郡:モノを作ることが好きだから。僕、映画を目指していたらこんなふうにコラボレーションできなかったと思うし、いつも間に立ってるのが好き。卑怯なヤツなんだけど、どっちにもよらずに間に立ってこっそり覗いてるみたいな。
ねぇ、大木くん的に次にやってみたいことって何?

大木:次? まさに今回の「Cinema」の展開で、次作るとしたらストーリーものを作りたいなと思って。ある程度自分の浮かんだストーリーを西郡さんの世界にしてらいたいなって思ってて。今回のシングルで「SOL(inst.)」って曲をそういうイメージで作ってるじゃないですか。今まさに作ってもらっててすごく楽しみなんすよね。まだ、それもちゃんと形になってるのをちょっとしか観てないけど、その世界が自分の思ってた以上にディープなものになってるから、そこが凄く嬉しいですね。

西郡:あ、ちょうど今日の朝の7時くらいまでやってました。

Excite:今回はどんな西郡さんにどのようなオーダーをされたんですか?

大木:今までみたいなオーダーの仕方じゃなくて、ストーリーは俺が浮かんだんですよね。西郡さんにそれ伝えてやってもらってる。

西郡:ストーリーものっていう具体的なものを、あんまりやったことがなかったんすよ。むしろ一回やったことがあったんですけど実写で。なんか恥ずかしいくらい駄目で。それは理由が分かってたんだけど。今回、具体的なストーリーがあって、大木くんから聞いたストーリーを自分のフィルターを通すっていう作業からはじめて。そこまで深くはしないようにしようと思ってたんだけど、最後に伝えたいストーリーは明確にあるんですよ。問題はそこまでどうやって僕の作った世界観と色とか引き込んでいくかという。最後まで観てる側の人たちをすごい深いところまで引き込んでいくかっていうことをいつも気にしてたりするんで。そうすることによって観てる人ってなんとなくストーリーは分かってるんだけど、自分がどこにいるか分かんなくなってくる。「今何を考えてたんだっけ?」っていうか、そういう感覚に襲われるっていうか、今回もそういう作品にしたいなって。でも最後に分かることが「パッ!」とあったりなんかして、そういう作品にはしたいなって思ってます。

大木:俺が言ってること、伝えたいことっていうのは、ずっと一緒なんすよ。それを今回は少しだけストーリーっぽいというか。実写じゃないですけど(笑)。

西郡:実写だったらもう終わってますね。CGとかいろんな手法を混ぜてやってますね。

大木:最初の十何秒かでそこにぐぅっと入っちゃう。流れてる空気とそこに立ってる人物とか、かなり意味がある感じがするんで楽しいと思いますよ。ACIDMAN presents "Cinema" vol.3で観られるので宜しくお願いします。

Excite:これほどまでに映像と音楽がリンクしているアーティストは珍しいと思いますが、そこまでこだわるのはどうしてでしょう?

大木:西郡さんだからと思うんですよね。今までの監督さんもこだわっていいものができたけど、西郡さんだとちょっと自分たちの目線になってやってくれるから、普通こんなこと頼めないっていうことを頼めちゃうっていうか。このまんまじゃもちろんいけないんだけど、今はまだ甘えさせてもらってる。監督っていうよりも ちょっと一緒に 俺ら一緒にやろうぜっていう感覚になれるっていうか、だからかなり密接にやれるんだなと思うんですけど。

西郡:今、大木くんが言ったとおりですよ。同じ目線に立ってるつもりですね。いつも音を聞いて良いと思えるから、そうできると思うんですよね。たとえば、それが自分が良いと思えない、何回聞いても壁があったり入り込めないと思うと、これはもう諦めるしかないなっていつも思っちゃうんだけど。でも、そうさせない音楽をACIDMANは作るんですよね。曲のイメージの説明をするときも、大木くん含めてサトマくんとか一悟くんとか真剣だし、「適当にやってよ」っていう感じじゃない。だからこっちも真剣に考えちゃうから、ものすごい労力を使うんすよ。うわ、あれも駄目だこれも駄目だみたいになって、最後のアイデアを持っていって「あ、これいいね!」って言われると、ああ良かったって思うしね。

Excite:ACIDMAN自体が自分達に対して厳しいじゃないですか。妥協を許さない作り方を徹底しているアーティストだから。映像に対する要求もどんどん高くなってるだろうし。ましてや文化庁メディア芸術祭にて優秀賞を受賞されたわけですから。映像を作る側としてのプレッシャーみたいのは感じますか?

西郡:ものすごいプレッシャーですけどね、ハッキリ言うと。「彩-SAI-(前編)/廻る、巡る、その核へ」とかは、あれはあれでやりきったんで、あれ以上とか、あれ以下ってないと思うんすよ。今作ってるのも、今の作品は今のだし。ただ賞を取るために作ってるわけでもないし、やりきればまた何かいい形になればいいけどなぁと思ってるけど。問題は自分との闘いですよね。どんだけ納得できるか。ACIDMANと同じですよ。

Excite:西郡さんの映像が加わったことによって、ACIDMANが音楽に求めるところや表現したい部分に変化は出てきたんじゃないですか?

大木:自分ら全体が変わったってことはないんだけど、「彩-SAI-(前編)」を聴いて、その世界をよりもっと不思議な世界を混ぜて書ければいいなと思って書けたのが「彩-SAI-(後編)」だったんで。そいうことがなかなかなかったんで・・・やりやすかったんですよね、詩が書きやすかった。今までは、自分だけの世界でやってたのに、ああいう映像ができたからこそできた詩っていうのがあるから。そういう試みもできて嬉しかったし、それにかなり良いモノができて嬉しかったし、これからもたまにはそういうことがあってもいいなと。全体の考えは変わんないけど、新しいものが増えてった気がする、すごく。

Excite:それでは、お二人が想う、音楽と映像のリンクの面白さとは。

大木:これ難しいな。一歩でも間違うと、ものすごく駄目になるギリギリのヒリヒリの関係だと思うんすよね、映像と音楽って。ちょっとでも間違ってると、それはどっちも転がっちゃう感じだから。2つを上手く張り合わせて、ちゃんとくっついてるものっていうのは音楽だけでは勝てないもんだと思いますね。映像もそうだし、映像だけでも勝てない。なんか一つのジャンルになる気がする。

西郡:音と画が合う瞬間ってあるんですよ、100%。そういうときに三つ目のジャンルがあるんですよね。それは、言葉では言い表せないっていうか、ものすごく脳みその感覚的な部分にグイグイくるところがあるんですよね。それをいつも目指してるかもしれないですね、僕は。だからACIDMANの映像を作るときもそれを目指してるから、一瞬「ポン!」とそれができる瞬間があったりして楽しいですよね。

Excite:お二人が揃ってインタビューを受けるということが初めてだったということをスタッフの方からお伺いしましたが、今日の取材はいかがでした?

大木:こんなあらたまったことないっすよ、こんな真面目な話もね。でもそれが、胸を張ってやれるっていうのがよかったですよね。

西郡:ホントあらたまって話すと、いろんなことが新しく聞けたりとかしましたね。 あ、そういうなんか感覚持ってるんだなって。もやもやじゃないけど、新しいことが聞けた。普段はどうしようもない話してるんすけど(笑)。その中でも分かっていた部分があったんですけど、やっぱりなんかまじめに音楽作ってる人なんだなってあらためて思いました。

Excite:それでは最後に、エキサイトミュージックをご覧の方に向けてメッセージをいただけますか。

大木:とりあえず「ACIDMAN presents "Cinema" vol.3」に来てもらいたいし、トータルの流れのプロデュースとかも西郡さんにやってもらうので。全体的に楽しめるイベントだと思うんでぜひ来てもらいたいし、シングルも3曲とも聴いてもらいたいし、アルバムも今年中に出したいと思ってるんで宜しくお願いします。

西郡:今日言った話し含めて、これからも良いモノをつくりたいって思ってるんで、まずは「ACIDMAN presents "Cinema" vol.3」を観に来てもらたいなぁって。会場に来た人たちと共有できたらなと思います。共感できたら最高っすね。会場観に行って伝わったりなんかするともう涙モノっすね。

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水写

水写

意外と早くやってまいりました、みらいのACIDMANのシングルを振り返ろうのコーナー。
正直に言うとかなり面倒になってきているんですが、俺を通してACIDMANの曲を聴いてくれたりCDを買ってくれた方がいるので最後まで書きたいと思います。
第6弾はトリプルA面シングル『水写』です。

曲順は
1. 水写
2. 彩-SAI-(inst.ver.)
3. 風、冴ゆる
です。

ようやく一曲目がタイトルになりましたね。
このシングルはACIDMANが映像と音楽の融合を始めたきっかけとなった作品です。
詳しくは次回の『彩-SAI-』で書きます。
今回は『水写』について書きます。

この曲は一応【静】の曲として認識されているみたいですが俺から言わせてもらえば全然静かではありません。
最初こそ静かに始まりますがCメロからサビにかけては音の厚みがかなりあると思います。
ボーカルは終始スローですけどね。

この曲もベースが目立ちます。
イントロからBメロまでの変わらないラインが好きです。
関係無いですが俺は全曲ベースが…って言っている気がします。
あとドラムも良いですね。
特に二番のサビ前の3連符になるところが盛り上がり感を上手く出していて、その辺りからのシンバル系の多用が前半と違って壮大感を出しています。
最初は静かで段々と壮大になっていく曲はよくあると思いますが3ピースでやっちゃうところがたまりません。

ちなみに俺はこの曲はシングルの中で1番聴いてなかったと思います。
理由は『リピート』の時と一緒で【動】の曲の『風、冴ゆる』ばかり聴いていたからです。
これを書くために聴いたんですがやたらハマってしまって現在ヘビロテになっています。
相変わらず転調が大好きです。
何回もじっくり聴くことをオススメします。

歌詞なんですがACIDMANの中でもかなりの難解さだと思います。
だけど言葉の使い方がかなり好きですね。
意味も分からないのに不思議ですね。
もはや芸術作品です。

PV 『水写』

イメージの中 生まれた金色模様
触れていたのは かつての蜃気楼か?

対する形の輪郭は 残酷で 揺らいでいた

この空を繋ぐ一粒の音が
まだどこか遠く響いている気がして

水に写した ささやかな星
色鮮やかな 浮き灯のように
小さな風は 懐かしの唄
瞬きの今 繋ぎ合わせて 触れていた

コロイドの花 白く 街灯の中
夜は閉じて こぼれ落ちた 何故だろう?

平らぐ世界 覚えてる 幾つも 繋いで
息をした 息をした 息をした 息をした

今、世界は音を立てずに止まり
この空を継ぐ者達に告げる

小さな風を 忘れぬように
瞬きの日を 忘れぬように
水に写した ささやかな星
色鮮やかな 浮き灯のように 触れていた

水写 / ACIDMAN

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波、白く

はい、第5弾part2は『波、白く』です。
前回も触れましたが【動】の曲です。
この曲は当時の俺のニーズに当てはまっていてやたらと聴いたのを覚えています。
最近全然聴いてなかったんですがこれを機会に聴きました。

この曲は『飛光』と同一線上にあるような曲ですが、違う点は途中で休憩が入ることです。
2番のAメロの後、転調して静かになります。
んでいきなり激しくなってBメロ突入→サビとなります。
この流れがACIDMANは非常に好きみたいで【動】の曲では後の曲でも度々やります。
まぁ他のバンドでもよくあるパターンだと思います。

この曲もベースが目立ちますね。
ギターはACIDMANの曲の中じゃ簡単な方じゃないかと思います。
ドラムはシンバルの使い方が好きです。
メロディーはサビ前で転調するところが好きです。
全体的にキャッチーで聴きやすいと思います。

歌詞ですが、これは個人の様な気がしないでもないです。
だけど海と関連付けたりすると混乱します。
だれか訳して下さい。

次のシングルはトリプルA面なので書くのは大分後になりそうです…。

PV 『波、白く』

波のリズム 朝を揺らす 海はまるで意識の渦
流れは妙に速さを増して 非常な程 足跡を隠す

白波のように生まれたのだろう
全てを描くつもりで 流れ、旅路をまた辿る 独り
往けと 響く 往けと 響く

灰色のフィルターノイズ それはまさに現実の雨
流れは妙に速さを増して 流されぬように ここで咲く

脈は速まり 波音揺らし 光と成りて 先を照らして

白波の中 浮かべと願う
過ぎ去る日々を掲げて 続く旅路を何故と問う 独り
白波のように生まれたのだろう
全てを描くつもりで 流れ、旅路をまた辿る
往けと 響く 往けと 響く

波、白く / ACIDMAN

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